帝国データバンクはこのほど、企業の女性登用に関するアンケート調査を行った。企業の女性管理職の割合は平均で前年比0.2ポイント増の11.1％。調査開始以来の最高を記録したが、上昇は小幅にとどまった。女性役員の割合は平均で13.8％とこちらも過去最高だが、役員が全員男性の企業割合が依然として50％を上回っている。
自社の管理職（課長相当職以上）における女性の割合を尋ねたところ、「0％（全員男性）」が42.3％と最も多く、「10％未満」が25.4％と続いた。以下、「30％以上」11.9％、「10％以上20％未満」9.9％、「20％以上30％未満」6.4％、「分からない」4.1％。
「0％」は前年調査から0.7ポイント低下したが、依然として項目別で最も多くなっている。
平均は11.1％と、前年調査から0.2ポイント上昇。2013年の調査開始以来、過去最高も、24年調査における前年比（1.1ポイント増）と比較して小幅な伸びとなっている。
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