
旅行読売出版社が取り組む鉄道のあるまちを応援するプロジェクト「テツふる」に8日、鳥取県八頭町が参画した。
テツふるは、日本各地の鉄道があるまちへの訪問と、現地にある店舗などでの購買を通して沿線地域の活性化を目指すプロジェクトの総称。
国税庁長官が指定した特定事業者「エスツー」の専用サイトからテツふるに参画している自治体にふるさと納税をすると、寄付額の30%相当のデジタル商品券が返礼品として即時発行される。
デジタル商品券はその自治体にある加盟店で利用でき、鉄道グッズや特産品との引き換え、特別な鉄道体験の利用に充てられる。
八頭町は若桜鉄道の八頭高校前、因幡船岡、隼など七つの駅があり、多くの駅本屋やプラットフォームが登録有形文化財になっていることから多くの鉄道ファンから注目されている。隼駅はスズキ二輪「隼」のライダーが集まる聖地ともなっている。
テツふるは3月に石川県穴水町、鳥取県若桜町が参画。八頭町は3自治体目になる。
多くの自治体から引き合いがあるといい、今後も参画自治体が増加する見込み。