コーセー、沖縄でサンゴ保全活動 苗作りや講話で重要性学ぶ


プロジェクト参加者の集合写真

 コーセー子会社のコーセートラベルリテール(東京都中央区)は7月31日と8月1日の両日、同社のスキンケアブランド「雪肌精」が長年にわたり取り組んでいる環境支援プロジェクト、雪肌精「SAVE the BLUE」の一環として、サンゴの苗作り体験などを実施した。この取り組みは「ホテル日航アリビラヨミタンリゾート沖縄」(沖縄県読谷村)と、「琉球ホテル&リゾート名城ビーチ」(同糸満市)の協賛のもと、読谷村、糸満市とも共催。各市町村の小・中・高校生と保護者の合計55人が参加した。プロジェクトは、両ホテルで使用されている雪肌精アメニティの売り上げ金額の一部を、沖縄の海へサンゴを植え付ける活動に寄付している。

 イベントの冒頭、参加する子どもたちに日焼け止めの正しい塗り方をレクチャーし、紫外線から肌を守ることの大切さを伝えた。その後、雪肌精「SAVE the BLUE~Ocean Project~」にコーセーとともに取り組む「海の種」の代表、金城浩二氏が沖縄の海の現状やサンゴ保全の重要性を説明した。最後に、サンゴ畑の見学とサンゴの苗作り体験を実施した。


熱心にサンゴの苗を作る参加者

 糸満市では、ビーチクリーン活動を実施。

 同社は「今回、読谷村、糸満市の小学生を対象にサンゴ留学を行ったことで、沖縄の海が直面する課題やサンゴの重要性への理解が深まり、参加者が環境保全に対する関心を高める機会となった。今後も雪肌精『SAVE the BLUE』プロジェクトは地域と連携しながら、美しい海を次世代へつなぐための取り組みを継続し、啓発の輪を広げる」としている。

 雪肌精は、透明感のある肌に導く和漢植物エキス配合の化粧水として1985年に誕生。その確かな肌効果と使い心地の良さから、世界中の顧客に支持されている。

 「あなたが美しくなると、地球も美しくなる」というブランドメッセージのもと、売り上げの一部を環境保全活動に役立てるサステナビリティ推進活動にも長年にわたり取り組んでいる。


プロジェクト参加者の集合写真

 
 
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