マリオット系ホテル「フォーポイントフレックス by シェラトン」が東京初進出、東神田に開業

フォーポイントフレックス by シェラトン東京東神田

　K+ ホスピタリティオペレーションズTWO（本社：東京都港区、代表取締役江上正巳氏）は、世界最大級のホテルグループ「マリオット・インターナショナル」が展開するミッドスケールブランド「フォーポイントフレックス by シェラトン」の東京初進出となる新ホテル、「フォーポイントフレックス by シェラトン東京東神田」を8月22日に開業した。

年内に上野・渋谷にも出店、東京での事業拡大を加速

　今回の開業は、東京での「フォーポイントフレックス by シェラトン」ブランド展開の第一弾となる。同社は2025年内に「フォーポイントフレックス by シェラトン東京上野」（10月14日開業予定）と「フォーポイントフレックス by シェラトン東京渋谷ウエスト」（12月1日開業予定）の2施設を続けて開業する計画だ。これにより、マリオット・インターナショナルが日本国内で展開する同ブランドのホテル数は16軒となる見込み。

　開業セレモニーで江上正巳代表取締役は「ミッドスケールブランドの重要性が高まる中、マリオット・インターナショナルのグローバルネットワークと『Marriott Bonvoy』の強みを活かし、国内外の旅行者に新たな選択肢を提供できることを嬉しく思う」と述べた。

秋葉原や東京の主要観光地へのアクセス良好

　「フォーポイントフレックス by シェラトン東京東神田」は、馬喰町駅から徒歩約3分という好立地に位置している。秋葉原の電気街やアニメカルチャーエリアが徒歩圏内にあり、皇居、東京駅、上野公園、浅草など東京の主要観光地へのアクセスも良好だ。

　全78室の客室はすべて禁煙・ダブルベッド仕様となっており、無料Wi-Fi、冷暖房、ミニ冷蔵庫、電気ポット、ワークテーブル、テレビなど、快適な滞在に必要な設備を完備している。館内には給水器などの共用設備も用意されており、短期・長期を問わず快適に過ごせる環境が整えられている。

　また、宿泊者専用のラウンジスペースには全18席が用意され、食事や歓談だけでなく、PC作業などのビジネスユースにも対応した空間となっている。館内の冷蔵庫にはドリンク類も取り揃えられており、滞在中のくつろぎをサポートする。

環境に配慮したアメニティ提供も

　同ホテルでは、環境への配慮も取り入れている。1階レセプション前には、アメニティバーを設置。各種アメニティには0.04mmの薄手フィルムを使用し、CO2排出量を抑制する工夫がなされている。必要なアイテムを自由に選べるセルフサービス方式を採用し、より柔軟な滞在が可能だ。

　朝食はオプションとして用意されており、ホテル内で落ち着いて食事を楽しめるスタイルとなっている。

ラウンジ

アメニティバー

国内展開を加速する「フォーポイントフレックス by シェラトン」

　「フォーポイントフレックス by シェラトン」は、「軽やかに、あたらしい旅へ。」をコンセプトに誕生したミッドスケールホテルブランド。マリオット・インターナショナルが手の届きやすい価格帯で展開するブランドとして、2024年以降、日本国内ではすでに大阪、名古屋などの主要都市に13軒がリブランドオープンしている。

　世界最大級のホテルグループであるマリオット・インターナショナルが運営する会員プログラム「Marriott Bonvoy（マリオットボンヴォイ）」にも対応しており、会員数は世界に2億4,800万人以上を数える。会員は旅行やお食事、ショッピングのたびにポイントを獲得でき、ホテルでの宿泊やお食事、ライフスタイルに関する様々な特典に利用できる仕組みだ。

　日本国内では、函館、盛岡、宇都宮、横浜、名古屋、金沢、大阪、京都、神戸、福岡など全国の主要都市にすでに展開しており、東京への進出によりさらなる事業拡大を目指す。

江上代表取締役は海外でのホテル運営経験豊富

　K+ ホスピタリティオペレーションズ TWOの江上正巳代表取締役は、24年にわたり海外でのホテル運営に携わってきた経験の持ち主。欧州・中東・アジア・アフリカなど10カ国でラグジュアリーホテルのマネジメントを経験し、インターコンチネンタルホテルズグループやケンピンスキーなど世界的ブランドにて、オペレーション・セールス・人材育成など多岐にわたる分野で実績を残してきた。

　80カ国への渡航歴と、35カ国以上のスタッフを統括した国際的なマネジメント経験を有し、英・仏のビジネススクールにて経営学修士号(EMBAなど)を取得している。