
全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの7月の全国平均客室利用率は80.8%で、前年同月比0.1ポイントの微増となった。
7月について、「大阪・関西万博の来訪客があった近畿エリアは2.7ポイント増にとどまり、うち大阪府は3.9ポイント増に。猛暑がピークを迎え、集客にネガティブに影響していると考えられる」と分析。増減幅が大きかったのは四国(6.8ポイント減)、中国(6.1ポイント増)、甲信越(5.7ポイント増)など。
インバウンドについては前月に引き続き「7月5日に大災害が起きる」という不確定情報が一部で拡散され、全国的に影響が出たと指摘。「アジア客が大幅に減少、香港からのお客さまが皆無だったとの報告も複数受けている」と話している。
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