
KNT-CTホールディングスのロゴ
KNT-CTホールディングスは今年9月で創立70周年を迎える。これを記念し、社員参加型の研修プログラムを10月から開始する。「スポーツ事業」「未来創造事業」「地域共創事業」の3分野で、同社グループの社員が、スポーツイベントの運営サポートや国立公園の清掃ボランティア活動などを実施。事業に携わる社員に加え、事業に関心のある社員の参加も受け付ける。
創立70周年記念事業の一環、実践的な学びを提供
同社は創立70周年の取り組みとして、これまで宿泊施設とのコラボ企画など複数の施策を展開してきた。今回の取り組みは、同社ならではの三つの事業に関連した社員参加型プログラム。地域や社会への感謝を行動で示すほか、グループ各社の社員一人一人が事業の意義を再認識し、次の時代に向け実践的な学びと行動につなげることが狙いとなっている。
■スポーツ事業
「スポーツ事業」では、「東京レガシーハーフマラソン『ボランティア活動』」を実施。同大会のオフィシャルパートナーである近畿日本ツーリストの運営ノウハウ、東京マラソン財団とのパートナーシップを生かし、10月19日に開催される「東京レガシーハーフマラソン」の運営業務、ボランティア活動に社員が参加する。
■未来創造事業
「未来創造事業」では、「『廃校活用防災事業』の研修プログラムおよび実証実験の運営サポート」を10月に展開。今年8月に発表した、教育機関、企業・自治会向けの「避難生活疑似体験プログラム」を、今回は社員向けの研修として実施する。群馬県桐生市の廃校「KIRINAN BASE(旧桐生南高校)」で、体験型研修プログラムの受講に加え、実証運営のサポート活動も行う。
■地域共創事業
自然環境と観光資源の持続的な共存を目指す「地域共創事業」では、「中部山岳国立公園(上高地)における清掃・保全活動」を11月に実施。同事業の重点エリアの一つ「中部山岳国立公園(上高地)」を社員が訪れ清掃活動などを行い、観光資源の現在地を再確認する機会とする。