
熱川プリンスホテル(静岡県東伊豆町)=写真=はこのほど、県が推進する「温泉旅館オフィス化事業」のモデル事業者に選ばれたと発表した。温泉旅館の空きスペースをオフィス化し、地域課題の解決と新たなビジネスモデル創出を目指す。
同事業は鈴木康友県知事肝いりの政策で、スタートアップ支援の一環。伊豆地域の温泉旅館の空きスペースに企業を呼び込み、地域の魅力を発信してもらうのが狙い。
同事業の第一歩として、オープンラウンジのカフェスペースを貸し出し、これまでコーヒーやフレンチトースト販売店が出店している。
「県内だけでなく、大阪や名古屋など県外からも申し込みがあり、10月末まで出店が決定している」という。
事業を推進する中で企業・団体との連携も進んでいる。ハンモック古式協会の認定講習が受講できる特別プランの提供や、ハンモックを活用したタイ古式マッサージのサービスも登場する。
ホテルの嶋田慎一朗社長は「泊まるだけの旅館から身近で人が集まる旅館への転換を図っていきたい。さまざまな人がさまざまな形での交流を楽しんでいただけるよう、館内スペースを有効的に生かし、訪れる人と地域をつなぐ交流のハブ拠点になりたい」とコメントしている。
熱川プリンスホテル