
ロシアのウクライナ侵攻から3年が経過し、ようやく休戦に向けて動き出しました。また、休戦するはずのイスラエルからパレスチナ・ガザ地区への攻撃が行われ、一般市民も多くの犠牲者が出ており、本当の収束が待たれます。=【平和学習】
昨年の元日には能登半島地震が起こり、9月にまた能登半島で線状降水帯による大雨洪水による土砂崩れも起こり甚大な被害が出ました。早い復興が待たれます。=【震災防災・環境学習・エネルギー問題】
若者の闇バイトが急増し、強盗や窃盗事件が多発、若年層の犯罪が増加しています。また、物価高に賃金の上昇が追いつかず、貧困格差は広がるばかりで、社会の先行き不安は結婚願望までも衰えさせています。したがって、少子化や人口減少にも歯止めがかかりません。=【貧困格差・社会不安・人口減少】
学校教育現場での課題・いじめ73万2568件、小中高校不登校41万5252人といずれも過去最高・最悪の結果となりました。=【人間関係・社会環境】
スマートフォン・SNSによる犯罪が増え続けています。豪州では国家として初めて16歳未満のSNS利用を禁止する法案が可決しました。暴力的な動画などの有害なコンテンツやいじめから未成年者を保護する狙いがあります。日本でも、便利さの陰でスマホなどの弊害は気づかないうちに心や生活の中に侵食しています。ゲームなどの課金、過剰な画面を見る時間、それによる近視の増加、睡眠不足。学習時間、野外活動時間、コミュニケーション機会の激減、サイトやアプリによる男女関係や闇バイトなど非行への誘導も多く、大人がだまされている中にあって、人生経験の少ない年代で文字面からは虚偽や善悪の判断が難しい。
多くの社会問題が山積する中にあって、SDGs=「持続可能な新しい価値創造」を考えるプログラムは、教育旅行での訪問地域の課題に対してその対応策を考えるもの。つまりは、他人事を自分事にして、その課題に取り組む姿が、求められている探究学習となります。コロナ禍で失った教育機会をどう取り戻すべきか、大きく変化しようとしています。
修学旅行においても、従来の観光旅行では手ごたえがない。海外旅行は円安の影響が大きく、旅行費用も大幅にアップしています。かくなる上は距離ではなく、国内旅行へ。(1)人とのかかわり、人間関係構築機会(2)自然との関わり(3)食育・漁食振興、手作りの食事(4)キャリア教育(5)SDGsなどの探究学習―など、教育効果の高い体験交流が不可欠であり、中でも教育民泊の役割は極めて大きい。それらのニーズにお応えできる「全国ほんもの体験ネットワーク・全国教育民泊協会」会員の本紙掲載地域への修学旅行などをお勧めいたします。
全国ほんもの体験ネットワーク会長/全国教育民泊協会会長/体験教育企画代表取締役 藤澤安良