JUNOPARKが開業 積水ハウス、住育テーマの体験提供


同館のシンボル「感性の樹」の前での開業セレモニー

 積水ハウスは5日、京都府木津川市に小学校高学年をメインターゲットにした大型体験型施設「JUNOPARK(ジュノパーク)」を開業した。「住育エデュイメント施設」として、暮らしの中で育まれる六つの感性に焦点を当てた体験型アクティビティなどを提供。次世代に感性を育む場の提供を目指す。

 JUNOPARKは、地上4階建て、延べ床面積7500平方メートル。「デザイン」「構造」「ユニバーサルデザイン」「住環境」「資源循環」「自然環境」の六つのテーマについての展示を行うほか、それぞれ体験型アクティビティと体験型展示を行う。

 1階の利用料不要の「パブリックエリア」には、店内仕込みのドーナツなどを楽しめるカフェ「iru―ca donuts&coffee」、丼や定食などを提供するレストラン「あわさい」も備える。

 同日行った開業セレモニーには同社の仲井嘉浩CEOなど同社関係者に加え、西脇隆俊・京都府知事はじめ福谷建夫・奈良県副知事ら近隣自治体の首長や関係者も出席した。

 仲井CEOは同社が掲げるグローバルビジョン「クオリティ・ファースト」「グリーン・ファースト」「キッズ・ファースト」を紹介した上で、「次世代にとって、子どもたちは宝。ここでの体験を通じて子どもたちが感性豊かに育ち、1人でも多く、イノベーティブな人材になっていくことを微力ながら応援したい」と語った。

 西脇知事は「子どもたちが地球環境の保全や脱炭素などの問題を自然に学べる仕組みになっていることに感心した。子どもたちの健やかな成長とこのけいはんな学研都市のジャンプアップに共に取り組んでいければ」と祝辞を述べた。

 セレモニーでは同館のシンボルである「感性の樹」の前でリーフシャワーセレモニーなどを行い、開業を祝った。

 同館の利用料金は大人千円、小中学生500円、未就学児は無料。小学3年生以下は保護者の付き添いがいる。チケット販売は事前のオンライン販売のみ。体験型アクティビティは入場後に館内端末で体験時間を申し込む。

 団体利用のうち学校団体の場合、料金は変わらないが、引率教員の利用料金は無料。一般団体は小学4年生20人から受け付ける。いずれも公式サイトの団体予約フォームから申し込む。 


同館のシンボル「感性の樹」の前での開業セレモニー

 
 
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