
平均通過人員2000人未満
JR九州は20日、2024年度の一部線区別収支を公表し、平均通過人員が1日当たり2000人未満の線区を対象に、今回は13路線16区間の収支額を開示した。営業赤字は前年度と比較可能な15区間で約1億2000万円悪化した。
24年度はインバウンドの利用増や移動需要の高まりによって平均通過人員は前年度から全体的に増加した。新たな開示対象となった区間はなかったが、23年8月の日田彦山線BRT(添田―日田間、開示対象外)開業に伴って、日田彦山線の鉄道区間の区分けを変更し、平均通過人員が1日554人の田川後藤寺―添田間の収支額を今回追加。平均通過人員が1日2000人以上に達した唐津線久保田―唐津間、指宿枕崎線喜入―指宿間および、大雨に伴う長期運休があった日南線油津―志布志間の計3区間が開示対象から外れた。【記事提供:交通新聞】
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