
日本旅行は22日、2025年度中間決算(1~6月)を発表した。子会社を含めた連結で売上高が前年同期を0.6%上回る976億2400万円を記録も、純損失1億4200万円を計上した。前年同期は7億900万円の黒字だった。
売上原価の増加で営業損益が7億7600万円の赤字(前年同期は3億4700万円の黒字)。経常損益は4億700万円の赤字(同8億3900万円の黒字)となった。
日本旅行単体を見ると、国内旅行の売上高が前年同期比2.6%減の614億1400万円。企画商品「赤い風船」はJRセットプランを中心としたウェブ専用商品の強化に努めるも、同4.7%減の358億3千万円にとどまった。
国内団体は会議や学術学会などのリアル開催の需要拡大に合わせた取り組み、万博の団体誘客強化で同1.8%増の234億1400万円。
JR券や航空券などの国内単品商品は同13.5%減の21億700万円。
海外旅行は同1.9%増の76億9100万円。国際旅行は同9.8%増の127億8900万円。受託事業は同14.9%減の69億7千万円。