
帝国データバンクがこのほど公表した食品主要195社の価格改定動向調査で、8月の飲食料品値上げは1010品目と、前年同月(661品目)の約1.5倍となった。単月の値上げ品目数では3カ月連続で1千品目を超えた。
食品分野別では、だし製品やポン酢、たれ製品を中心とした「調味料」が470品目と最多。「乳製品」が281品目と2番目に多かった。加工向け生乳取引価格の引き上げによる影響を受けて、牛乳、チーズ、ヨーグルト製品など幅広い品目で一斉に値上げとなった。以下、「加工食品」が109品目、「酒類・飲料」が88品目、「原材料」が45品目、「菓子」が17品目。
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