ホスピタリティパートナーズG、創業20周年でパーティー 取引先など130人参加


田中代表取締役

 ホスピタリティパートナーズグループは1日、創業20周年記念パーティーを東京都立川市のホテルエミシア東京立川で開催し、グループの取引先と、ホテルオーナーら約130人が参加した。

 同グループは、ホテル、スキー場、ゴルフ場などを運営するホスピタリティオペレーションズを中核に、不動産鑑定評価などのホスピタリティパートナーズ、企業イベントの手配業務を行うホスピタリティエージェントに加え、ポイントカード「Aカード」のAカードホテルシステムなどで構成されている。

 2005年7月の創業時は5人だった従業員は現在3600人にまで拡大。「おもてなしの心」を事業の中心に沿え、全国各地に宿泊施設の運営を軸としたさまざまなホスピタリティ事業を展開している。

 グループ代表取締役の田中章生氏は、「当社の施設をご利用いただいている全国のお客さまに深く感謝申し上げるとともにこれまで会社を支え、尽力してくれている従業員全員に感謝の意を表したい」と謝意を述べた。

 続いて田中氏は、「この20年間、観光産業や宿泊施設を取り巻く環境は大きく変化した」と指摘。同社の創業3年目にはリーマンショックによる世界的な金融経済危機が発生し、創業6年目には東日本大震災が日本列島を襲い、国内全体が大きな打撃を受けた。そして近年では新型コロナウイルスによる世界的な感染症拡大により観光産業のみならず、社会経済全体が長期にわたり大きく落ち込んだ。

 「これらの会社の根幹を揺るがすような試練に何度も直面したが、そのたびに皆
さま方の力添えを頂きつつ、従業員一丸となって歩みを続けてきた。幾多の試練を乗り越えてきた結果、ようやく20年という節目の年を迎えることができた。これからの10年、あるいはその先も、当社の基本理念である『おもてなしで世界中の人々を笑顔にする』という姿勢を大切にしながら、観光産業を支え、人材の育成、持続可能な社会の貢献といった社会的責任を果たし、企業としてさらに成長を続けていく」と話した。

 同グループの次の10年として、基本事業をさらに強化し、同時に新規事業にも積極的に取り組むことを表明。グループ全体で事業規模を拡大しつつ、同時に社会への還元も進めていく意向を示している。


関係者による鏡割り


田中代表取締役

 
 
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