
ゆったり、ぜいたくな空間 デザイン発表
JR北海道は4日、新たな観光列車「赤い星」「青い星」の運行開始時期と車両デザインについて発表した。開始時期は「赤い星」が2027年2月から札幌―網走間(函館線・石北線)、「青い星」が同年6月から旭川・美瑛―富良野間(富良野線)を予定。車内は木材をふんだんに使用し、「赤い星」は個室主体のラグジュアリーな雰囲気に、「青い星」は各車両に4人掛けボックス席と展望室を設けてプレミアム感が漂う内装に。いずれもゆったりとぜいたくに過ごせる空間を創出し、「生涯心に残る鉄道の旅」を提供するのにふさわしい車両に仕上げる。
「赤い星」「青い星」は、沿線とともに北海道を活性化する「スタートレイン計画」の軸となる新たな観光列車として計画。どちらもキハ143形(各4両)を改造する。当初は運行開始時期を26年度(4~6月)としていたが、補修に時間を要するとして、今年3月に延期を発表した。【記事提供:交通新聞】
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