
経済産業省は、民間企業に対して多様な人材が活躍できる職場の整備を促す。女性管理職比率をはじめとした数値的な目標達成だけでなく、さまざまな知識や経験を持つ人材が強みを発揮できる機会を創出し、企業の競争力向上を後押しする。同省担当者は「地元に大きな影響力を持つ地方銀行などの役割は大きい」と強調し、地域金融機関に対しけん引役を期待する。
国際的に後れをとるこの分野では、女性活躍を含む人材戦略と経営戦略を連動させている企業を選定する「なでしこ銘柄」の募集を8月下旬にも開始。東京証券取引所との共同施策で、直近では山陰合同銀行が取得した。【記事提供:ニッキン】
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