
奈良県は大阪観光局と連携し、両府県の観光施設や名所をお得な価格で巡れる「大阪・奈良楽遊パス」を販売しているが、関西空港―大阪・奈良中南部を巡る「南部」について、レンタカーとのセット券を造成、このほど発売した。
国内外から来る大阪・関西万博の来場者に、より広域で観光を楽しんでもらうのが狙い。県と観光局が昨年5月に結んだ、包括連携協定事業の一環。
商品名は「大阪・奈良楽遊パス(南部)2日券&レンタカー」で、販売額(2人)は4万2602円から。来年3月末まで販売し、同4月末まで使える。
対象となる観光施設は大阪が岸和田城、関西サイクルスポーツセンター、奈良は長谷寺、石舞台古墳、室生寺など計19施設。レンタカーは関空で借りられ、近鉄大和八木駅前店に返す。
OTAサイトから購入でき、スマホの画面上に表示したQRコードでレンタカーと施設の利用が可能となる。
大阪市内―奈良公園周辺を巡る「北部」パスは5月に販売している。