
JTBと、文化庁所管の独立行政法人、日本芸術文化振興会の日本博事務局は5日、全国の「日本博2・0」関連の文化施設を巡る訪日外国人向けのデジタル周遊券「Japan Cultural Passport」の販売を開始する。
「日本博2・0」は、縄文時代から現代まで続く日本の文化芸術の多様な魅力を発信する国のプロジェクト。訪日外国人に対し、質の高い文化体験を提供できる文化施設を提案するとともに、訪問先の分散化につなげる。
パスポートの対象施設は、全国約30の美術館、博物館、科学館、庭園、歴史民俗資料館、文化体験施設など。価格は7日間有効のパスポートが3500円、14日間が6千円、21日間が8千円。ウェブサイト(https://www.japanculturalpassport.com)で電子チケットを販売する。対応言語は英語と日本語。スマートフォンでQRコードを提示して利用する。
会員向け記事です。