【特集】「猛暑からの逃避…」 編集部が選ぶ、この夏行きたい全国の避暑地 10選


連日の猛暑で心身ともに疲弊している人が多いことだろう。ここでは北海道から九州まで、全国各地の避暑地10カ所を本紙編集部の独断でピックアップした。

 

 

 

釧路市(北海道)

 7~9月の日最高平均気温(2014~23年)が21.5度(出典:気象庁)。東京の30.2度、大阪の31.9度に比べて格段の涼しさだ。市内に「釧路湿原」と「阿寒摩周」の二つの国立公園を持つ。
釧路湿原
釧路湿原

奥入瀬渓流(青森県)

 十和田湖畔・子ノ口から焼山までの約14キロの渓流。特別名勝、天然記念物として国の指定を受けて保護されており、滝や清流、岩など多くの見どころがある。春の新緑、秋の紅葉も魅力。
奥入瀬渓流
奥入瀬渓流

勝浦市(千葉県)

 観測史上、一度も猛暑日(35度以上)を記録したことがない。「他の地域よりも冷たい風が吹き込みやすい地勢」「平地が少なく、ヒートアイランド現象が顕著に現れない」などがその理由という。
提供:(公社)千葉県観光物産協会
提供:(公社)千葉県観光物産協会

菅平高原(長野県)

 根子岳、四阿山の麓に広がる標高1300メートルの高原。夏でも冷涼な気候はスポーツに最適で、ラグビーやサッカーなどの合宿のほか、冬は上質のパウダースノーが楽しめるスキーリゾートとして知られる。
協力:上田市マルチメディア情報センター
協力:上田市マルチメディア情報センター

郡上八幡(岐阜県)

 長良川上流に位置し、清らかな水と郡上おどりで知られる。郡上おどりは400年の歴史を持ち、毎年7月中旬から9月上旬まで、約三十数夜にわたって行われる。最も盛り上がる徹夜おどりは8月13~16日。
郡上八幡の街並み
郡上八幡の街並み

黒部峡谷(富山県)

 北アルプスに刻まれた日本有数のV字形の谷。冬は深い雪に閉ざされるが、トロッコ列車が運行する4月中旬から11月末の期間は多くの観光客でにぎわう。
写真提供:(公社)とやま観光推進機構
写真提供:(公社)とやま観光推進機構

伊吹山(滋賀県)

 日本百名山の一つで標高1377メートル。岐阜県との境界をなし、山頂からは眼下に琵琶湖、比良、比叡の山々や日本アルプス、伊勢湾まで一望の大パノラマが広がる。
(公社)びわこビジターズビューロー
(公社)びわこビジターズビューロー

蒜山高原(岡山県)

 西日本屈指の高原リゾート。かわいいジャージー牛の放牧が見られるほか、ワイナリー、四季の植物が栽培されるガーデンなど、立ち寄りたいスポットが多い。アクティビティも充実。
写真提供:岡山県観光連盟
写真提供:岡山県観光連盟

石鎚山(愛媛県)

 西日本最高峰の天狗岳と石鎚神社山頂社のある弥山、南尖峰の一連の山々の総称。主峰の天狗岳から石鎚連峰や瀬戸内海、土佐湾をはじめ、天気が良ければ中国山地や九州山地まで見渡す。

石鎚山

高千穂峡(宮崎県)

 高さ約80~100メートルもの断崖が約7キロにわたって続く。一番の見どころは「日本の滝百選」に指定される名瀑「真名井の滝」周辺。ボートから見上げる滝はダイナミックで迫力満点。
高千穂峡
高千穂峡

 
 
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