
投入後の様子
衛生材料・機器、環境改善商材などの製造・販売を多岐に展開するBONDS(ボンズ・東京都八王子市)は今夏から、肺炎などを引き起こす恐れのあるレジオネラ属菌対策として、米国KEMIN社が提供する「Oxine USA」の取り扱いを始める。
一昨年の福岡県の老舗旅館での基準値の最大約3700倍ものレジオネラ属菌が検出された事故を契機に、浴槽でのレジオネラ属菌対策は多くの旅館・ホテルが頭を悩ます喫緊の課題とされている。
昨年は過去最多の2419人がレジオネラ症に感染するなど、日頃の衛生管理の重要性が高まっている。
新製品の最大の特徴は、レジオネラ属菌の温床となる浴槽の配管などに形成されるバイオフィルムを根元から除去する点が挙げられる。
「従来の次亜塩素酸ナトリウムでは完全に除去することが困難とされ、中途半端な殺菌ではかえってバイオフィルムを破壊し、内部のレジオネラ属菌が放出されることから、事故につながるリスクを伴う」と同社。
使い方は簡単。危険物ではないことから、スタッフが日常清掃と一緒に行うだけと、特別な資格や複雑な操作は一切不要。
「塩素臭がなくなり、アトピー性皮膚炎の方も安心して入浴できる。快適な浴槽環境を実現していただければ」と話す。
導入後のアフターフォローにも万全を期しており、導入施設には専用の検査キットを送り、第三者機関による検査報告も提供され、確かな効果を実現するという。
この件への問い合わせは、BONDSメール(oxine@bonds-inc.jp)、またはTEL050(1783)1941。
投入準備
投入後の様子