
中国・浙江省の文化観光プロモーションが10日、コンラッド東京(東京都港区)で開かれた。主催は浙江省文化広電と観光庁、中国駐東京観光代表処。中国東部に位置し、西湖、中国大運河、良渚古城遺跡などの世界遺産をはじめ、多くの観光資源を抱える同省の魅力を日本の旅行業関係者らにアピールした。
浙江省文化広電と観光庁の陳如福副庁長と中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表=写真=があいさつ。欧陽首席代表は「浙江省は太平洋に面した風光明媚な地で、中国文化の重要な発祥地の一つ。日本との交流も古くから続き、深い友好関係を築いてきた。今回のプロモーションを通して日本の皆さまに浙江省の自然の美しさ、文化の魅力を感じていただきたい」。
来賓から、観光庁国際観光課の齋藤喬課長は、両国のさらなる観光交流を期待するとともに、その実現に向けた今後の両国間の連携強化を呼び掛けた。
浙江省の最大都市、杭州を本拠地とする長龍航空がプレゼンテーション。日本との便は現在、杭州―大阪線、西安―福岡線が就航中で、プレゼンテーションでは浙江省への観光での利用のほか、中国各都市への乗り継ぎが便利な点もアピールした。
プロモーションを行う欧陽安主席代表