
宿泊施設向けITソリューションを展開するトリプラはこのほど、同社の宿泊予約システム「tripla Book」で新たな決済方法として「Amazon Pay」を導入した。
宿泊予約の無断キャンセルを軽減するため、事前決済比率の向上を目指し、導入を決めたという。
Amazon Payは、Amazonアカウントに登録された配送先住所と支払い方法を利用して、Amazon.co.jp以外のサイトで支払いができるID決済サービス。
「スピーディーな事前決済ができるため、宿泊施設は快適なサービスを提供でき、予約時の離脱を防げる上、顧客満足度を高められる」と同社。
「tripla Book」は宿泊施設の自社公式サイト向け宿泊予約エンジン。宿泊者は最短3ステップで宿泊予約ができるほか、8言語34通貨に対応し、インバウンド需要にもマッチ。最安値を表示する「ベストレート機能」も備わっている。
Googleの検索結果に宿泊施設の自社販売価格を掲載できる「Google ホテル広告連携」など宿泊施設の自社予約率を向上させるための機能や、会員獲得を支援する「会員管理機能」、リピーターの利用を促進する「ポイントプログラム」も用意している。
同サービスは、ルートインホテルズ、ダイワロイネットホテルズ、マイステイズホテルグループ、リッチモンドホテルズ、金谷ホテルなど国内で3369施設が導入済み(2025年4月末時点)。