
今年上半期(1~6月)の飲食店の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は458件で、前年同期の435件を5.3%上回るとともに、上半期として過去最多を更新した。帝国データバンクの集計によるもの。3年連続の増加で、「このペースで推移した場合、通年では初めて900件に到達する可能性がある」(同社)。
同社は要因について「食材費や人件費など運営コストの増加で収益確保のめどが立たず、事業継続を断念するケースが多く見られた」としている。
業態別では、「酒場・ビヤホール(居酒屋)」が105件と最多。前年同期から6.3%減少したが、2023年以降、3年連続で100件を超える高水準で推移している。
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