
2024年に京都市を訪れた外国人観光客は1088万人で、過去最高となった。また、宿泊客は821万人となり、日本人の宿泊客を初めて上回った。人気の高さを改めて示した格好だ。「京都観光総合調査」で分かった。
全体の観光客数は前年比11.5%増の5606万人。過去最多だった15年の5684万人に次いで2番目に多く、コロナ禍前19年の5352万人を上回っている。うち、日本人は同4.6%増の4518万人、外国人は同53.5%増の1088万人。
一方、宿泊客は同10.5%増の1630万人で過去最多に。日本人は同13.8%減の809万人にとどまったが、外国人は同53.2%増の821万人となり、全体を押し上げた。この項目の統計を開始した1958年以来、外国人宿泊客が初めて日本人を上回った。
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