
阪急交通社の2025年5月の旅行取扱高は前年同月比11.8%増の341億889万円となり、国内、海外、訪日全ての部門で前年を上回る実績となった。
国内旅行は、178億5858万円(前年比11.7%増)。大阪・関西万博への需要増加に伴う万博日帰りツアーに加え、万博と京都・奈良・兵庫など近畿エリアを周遊する商品のラインアップを拡充し、全国各地で募集を行った。その結果、近畿は前年同月比約1.3倍と大きく伸長。北陸・甲信越においては、「雪の大谷」や残雪の絶景が見られる立山黒部アルペンルートが、限られたこの時期だけ楽しめる季節であることから人気を集め、前年比約1.2倍と順調に推移した。
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