
鉄道旅客協会がこのほど発表した主要旅行業10社の5月の販売概況によると、総取扱額は前年同月比5.1%増の2387億8282万円だった。2社を除いて前年同月を上回り、特に読売旅行は45%増と大幅に増加した。
国内旅行は同2.6%増の1573億2556万円。9社が前年同月を上回り、特に読売旅行(30.0%増)、ジェイアール東海ツアーズ(28.1%増)の伸びが目立った。微減となった日本旅行は、同8.3%減だった。
海外旅行は、同7.1%増の580億6915万円。7社が前年同月を上回った。読売旅行が同190.6%増、農協観光が39.5%増と伸長した一方、西鉄旅行が36.9%減になるなど各社で明暗が分かれた。
外国人旅行は同19.1%増の206億2408万円で、7社がプラスとなった。海外旅行と同様に読売旅行(106.3%増)と農協観光(87.4%増)が扱いを伸ばしたほか、東武トップツアーズは同150.7%増と大幅に増加した。
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