
構造をテーマに観察・追求する感性を育むことを狙ったアクティビティ「2メートルタワー建築」に挑戦する児童たち
積水ハウスは8月5日、京都府木津川市に小学校高学年をメインターゲットにした大型体験型施設「JUNOPARK(ジュノパーク)」を開く。「住育エデュイメント施設」として、暮らしの中で育まれる六つの感性に焦点を当てた体験型アクティビティなどを提供。夢中になれる体験により感性を育む場の提供を目指す。
JUNOPARKは、地上4階建て、延べ床面積7500平方メートル。「デザイン」「構造」「ユニバーサルデザイン」「住環境」「資源循環」「自然環境」の六つのテーマについての展示を行うほか、それぞれ体験型アクティビティと体験型展示を行う。このうちユニバーサルデザインについては、体にアイテムをつけてゴールを目指すアクティビティ「戦略アスレチック」を提供する。
1階の利用料がいらない「パブリックエリア」には、店内で毎朝仕込んだドーナツやコーヒーなどを楽しめるカフェ「iru―ca donuts&coffee」、うどんメニューを中心に丼ものや定食などを提供するレストラン「あわさい」も備える。「地域の皆さんにも使ってほしい」と同社。
9日にはメディア関係者のほか、香具山小学校(奈良県橿原市)の6年生22人を招き、内覧体験会を行った。児童たちはデザインと構造についての2アクティビティを体験。クラスメートと話し合いながら思い思いに楽しんでいた。
利用料金は大人千円、小中学生500円、未就学児は無料。小学3年生以下は保護者の付き添いがいる。チケット販売は事前のオンライン販売のみ。体験型アクティビティは、入場後に館内端末で体験時間を申し込む。
団体利用のうち学校団体の場合、料金は変わらないが、引率教員の利用料金は無料。一般団体は小学4年生20人から受け付ける。いずれも公式サイトの団体予約フォームから申し込む。
構造をテーマに観察・追求する感性を育むことを狙ったアクティビティ「2メートルタワー建築」に挑戦する児童たち