
表紙
全日本ホテル連盟(ANHA)会長でホテルリバージュアケボノ(福井市)の社長でもある清水氏が、自身のホテル経営の歩みとその中で得た教訓をまとめた。
祖父が建てた旅館「旅荘あけぼの」は、父の代でビジネスホテルへと業態転換。その後、清水氏が承継し、観光ホテルへの転換を進めるとともに、施設のデザインやコンセプトの見直し、和食からフレンチへのレストラン業態の刷新、地域や業界への貢献など、数々の変革を実現してきた。
本書では、そういった地方独立系ホテルとしての成長の軌跡を記すとともに、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部やANHAでの活動、異業種との交流から得た学びもつづられている。変化を恐れず、常に前進を続ける清水氏の姿勢が、タイトルの「脱皮しない蛇は滅びる」という言葉に象徴されている。
現役のホテル経営者はもとより、観光業界に携わる人々や、これから宿泊業界を志す人にとっても、多くの学びを得られる1冊。
A5判213ページ。定価1980円(税込み)。発売=勝木書店。
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