
ベトナム・ドンア大学との調印式の様子
ワンストップでサポート
シンシアインターナショナル(川崎市)では現在、外国人雇用・受け入れに必要な在留資格申請手続きといった在留資格の知見を生かして、一昨年から行う外国人材の紹介事業(シンシアエージェント)や、特定技能外国人を雇用する場合に必要な外国人支援業務などを多岐に展開している。
「日本が好きで、やる気のある外国人材を人に優しく、法令順守の高い企業に紹介し、日本経済の発展と調和のとれた社会づくりに貢献したい思いで、外国人材紹介事業を行っている」と社長の鶴野祐二氏。
また、同社のサービスの最大のポイントは、外国人雇用・受け入れのエキスパート集団として、人材マッチングから在留資格手続き、コンプライアンス対応までワンストップでサポートすることが挙げられる。
今回の関西ホテル・レストランショー(ブース番号:K5―X3)においても、昨今の宿泊市場における慢性的な働き手不足の解消に貢献するべく、シンシアエージェントおよび、外国人雇用・受け入れに伴う在留資格申請取り次ぎ・コンサルティングサービスを中心に出展を図る。
シンシアエージェントは、旅館・ホテルへの就職を希望する国内在住で特定技能宿泊試験に合格した人に加えて、海外(ミャンマー、ベトナム、インドネシア、ネパール、中国、韓国など)のネットワークも広がったことで、海外在住の高度人材・特定技能外国人も紹介が可能。
さらに、6月にはベトナム中部・ダナン市にあるドンア大学と、外国人材のインターンシップ受け入れに関する正式提携を締結した点も特徴。「弊社を介した同大学の優秀な学生が日本の旅館・ホテル並びに、飲食業界で1年間のインターンシップを行うことが可能になった」と鶴野氏。
インターンシップの終了後には、一度帰国し、大学を卒業したのち、技術・人文知識・国際業務(技人国)や、特定技能などの在留資格を活用して、日本での長期的な就職を目指すという。
もう一方の在留資格申請取り次ぎ業務は、「技術・人文知識・国際業務」「企業内転勤」「特定活動」「技能実習」「特定技能」など、あらゆる在留資格についての相談に対応する。
「外国人材の活用などお困りの施設さまにお気軽に足を運んでいただければ」と話す。
ベトナム・ドンア大学との調印式の様子