
宿泊、観光、外食、小売などの業界に向けた商談展示会「第17回ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPANin関西2025」が7月23~25日の3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれる。日本能率協会、日本ホテル協会、日本旅館協会、国際観光日本レストラン協会、国際観光施設協会が主催。300社、500小間が出展を予定し、延べ1万5千人の来場が見込まれている。
万博の開催や統合型リゾート(IR)の開発計画で世界から注目される大阪・関西。国内外から多くの観光客が訪れるが、一方では深刻化する人手不足など受け入れ側は課題も抱えている。展示会ではこれらの課題解決を図る各種の業務用ハード・ソフトが出展される。
ホテル・レストラン・ショーのゾーンでは、温浴、客室備品、衛生対策、厨房機器など、従来の出展ほか、注目の新ゾーンとして、従業員と利用客を守る猛暑対策商品や、AIを活用した各種サービス、従業員の満 足度向上と人材育成につながるサービスを展示する。
FOODEX JAPANゾーンでは、生鮮食品、加工食品、地域産品、輸入食品、酒類に加え、世界各国の伝統的な菓子やティータイム向けデザートなども新たに展示する予定だ。
各種セミナーも開催。23日午後3時からは、由布院玉の湯(大分県由布院温泉)代表取締役で日本旅館協会会長の桑野和泉氏らが講演する「継承と創造―地域と共に歩む老舗女性経営者たちの挑戦」を行う。