
ワークショップの様子
東武トップツアーズは17日、幹部社員を対象に「SX(Sustainability Transformation)」に関するワークショップを開いた。サステナブル経営を推進する上で、幹部層の理解の深化と主体的な行動の促進が不可欠とされており、今回の取り組みはその意識醸成を目的としたもの。社内では定例会議だけでは十分な知識の浸透や行動変容が難しいという課題があり、それを補完する形で企画された。
当日は、サステナブル経営委員会の取締役や監査役がオブザーバーとして参加。メンバー以外の部長職を対象に、SXに関する基礎知識や自社の気候変動対策、国内外の法制度や企業の義務化の流れ、他社の事例などについて座学で学んだ。
また、ワークショップでは、CO₂排出削減に向けた省エネ施策や、環境を絡めた地域創生事業のアイデアをテーマにグループ討議が行われた。参加者は「自分事(ジブンゴト)」として課題に向き合い、指導的立場としての意識向上が図られた。
ワークショップの様子