
2025年4~6月期の訪日外国人旅行消費額は、2024年同期比18.0%増の2兆5250億円となり、四半期として過去最高となった。観光庁が発表したインバウンド消費動向調査の速報値。また、訪日外国人1人当たりの旅行支出は、23万9千円となり、四半期として過去最高だった昨年同期の23万8722円とほぼ同額の水準となった。
インバウンド消費額は、国籍・地域別では中国が5160億円(構成比20.4%)と最も大きくなったほか、米国は3566億円(同14.1%)となり、中国に次ぐ規模となった。次いで台湾が2915億円(11.5%)、韓国が2312億円(9.2%)、香港が1358億円(5.4%)、豪州が997億円(3.9%)。
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