
締結式の記念撮影
岐阜県の下呂市は18日、下呂温泉観光協会、下呂温泉旅館共同組合、飛騨萩原観光協会、飛騨小坂観光協会、南飛騨馬瀬川観光協会、金山町観光協会の6団体と「災害時における宿泊施設の提供に関する協定(応援職員への支援)」を締結した。災害発生時、下呂市の要請で全国からの応援職員が派遣された際の応援職員の宿泊場所として、各団体の加盟宿泊施設等を提供する。同日には下呂ふれあいセンターで締結式が行われ、市や各団体の代表者が出席した。
今回の協定の締結は、2024年元日に発生した能登半島地震で、遠方宿営地からの応援職員の移動負担が課題となったという背景がある。同協定の締結を機に、市内の宿泊施設を応援職員の宿営地として活用する体制を構築する。
同市は、「今回の協定締結により、応援職員の迅速な受け入れと活動時間の最大化を図り、災害時の受援力を強化する」とコメントしている。
締結式の記念撮影