
京王プラザホテル eGiftの画面
販促や顧客サービス強化に期待
eギフトプラットフォーム事業を展開するギフティ(東京都品川区)はこのほど、京王プラザホテル(同新宿区)にeギフト発行・販売システム「eGift System」を提供し、電子ギフト「京王プラザホテル eGift」の発行を開始した。対象は同ホテル内にあるレストランおよびバー・ラウンジ13店舗で、ランチやディナー、アフタヌーンティーのペアチケットなど5種類をラインアップ。個人のほか、法人利用にも対応する。
同ホテルはこれまで紙のギフト券を発行・郵送していたが、今回の導入によりギフト券の電子化が実現。ユーザーは同ホテルの販売サイト(https://keioplaza.egift-store.com/)またはギフティが運営するアプリ「giftee」などからクレジットカードで購入後、スマートフォンで即時に受け取り・管理が可能になる。SNSやメールで簡単に送付できる利便性の高さが強みだ。
利用時は、スマートフォンの画面でeギフトを提示し、表示されるQRコードを専用端末に読み取らせることでスムーズに決済が完了する。
ホテル側にとっても、紙券の印刷・発送・保管などにかかる業務負担の削減や、券の紛失対応の必要がなくなることで、運用の手間が大幅に軽減。柔軟なギフト販売が可能になることから、販促や顧客サービスの強化が期待される。また、法人向けのeギフトサービス「giftee for Business」を通じて、キャンペーンの景品や来店促進、アンケートの謝礼、自治体施策など幅広い場面で活用できる。
京王プラザホテル eGiftの画面