
RemoteLOCKシリーズ
1959年の設立以来、構築物を取り巻く地震、津波や台風などの自然環境の解析やシミュレーションといったITソリューションを主体とした総合エンジニアリングの第一人者、構造計画研究所(東京都中野区)は、社会の抱える問題の解決を提案し、確固たる地位を築いている。
2017年から社内ベンチャー的に展開を始めたクラウド管理および、入室管理機能を搭載したWiFi接続型スマートロック「RemoteLOCK(リモートロック)シリーズ」は、暗証番号やQRコードによる入室に対応する。
6月には180室を超える国内ビジネスホテルにスマートロック業界では初めて採用されるなど、旅館・ホテルでの導入件数を伸ばしている。
「セルフチェックインとスマートロックで従業員の負担と混雑を緩和するなど、業界の抱える生産性の向上といった課題解決に一役買っている」と同社。
また、昨秋からは、同シリーズのクラウド管理システム「RemoteLOCKクラウド」において、iOSとAndroid、それぞれに標準アプリのAppleウォレットおよび、Googleウォレットとの連携が可能な新機能「かぎパス」の提供を開始し、日々進化を遂げている点もポイント。
前者のRemoteLOCKクラウドは、登録したRemoteLOCKなどの登録した製品の入室制限を管理し、1台あたり最大1500ユーザーまたは、ゲストユーザーのアカウントを発行する。同時に、ホテル管理システムや各種予約システムなどとの連携で、予約期間に合わせた入室権限の自動発行・削除も可能なことから、従来の物理キーでは実現できないスマートなセキュリティ管理を実現するなど利便性に長ける仕様。
ほかにも、かぎパスを活用したシステム連携により、宿泊予約情報をウォレットに追加することで、入室のためのQRコードや暗証番号を瞬時に確認でき、鍵の持ち歩きを省き、いつでもスマートな施設利用を促進する。
同社では今月23日から3日間インテックス大阪(大阪市)で開催される「関西ホテル&レストランショー2025大阪」に出展し、混雑案内システムの“ピープルカウンター”と併せてデモを行う。「お気軽に弊社ブース(K4―T11)にお越しいただき、効果を実感していただければ」と話す。
この件についての問い合わせ先は、構造計画研究所 すまいIoT部 RemoteLOCKチームTEL050(1807)1888。
設置イメージ
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