JR東海、リニア車両技術開発にスパコン「富岳」活用 さらなる走行抵抗低減へ


編成全体の解析が可能に

 JR東海は、超電導リニア車両の空力性能のさらなる向上を目指し、スーパーコンピューター「富岳」を活用した技術開発に取り組むと発表した。これまで先頭部の形状はAI(人工知能)などを用いて最適な形状を追求してきたが、世界最高水準の性能を有する「富岳」と先進技術を組み合わせることで、台車など複雑な形状を含めた編成全体の解析が可能になり、さらなる走行抵抗の低減が期待される。開発は昨年度から開始しており、東北大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と進めていく。

 これまで、超電導リニア車両に関する空力性能の向上については、2004年からJAXAとともに技術開発を推進。先頭部はAIなどを活用した形状最適化を行い、山梨リニア実験線で現在走行しているL0系改良型試験車の形状にも、その成果が反映されている。【記事提供:交通新聞】

ペイウォール会員向け記事です。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2024年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月13日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒