
2年間の事業計画と役員を決めた総会
T-LIFEホールディングスと契約する旅館・ホテル、観光施設、運輸機関で組織するT-LIFE協定連盟(636会員)は8日、山梨県石和温泉の「華やぎの章 慶山」で本部通常総会を開いた。「会社と強く連携し、各種事業を推進する」とした2025、26年度の事業計画を承認。会員への送客増につながる誘客事業や商談会を前年度に続き行う。2年間の任
期満了に伴う役員改選では千須和昌和会長を再選した。
全国9地区会の誘客部会によるキャンペーンやイベントなど、会員への送客増につながる事業を実施。連盟本部がこれらを支援・助成する。
会員と会社側による各地区会主催の商談会を年1回以上行う。
連盟本部の通常総会は2年に一度、役員改選期に開催し、来年は開催しない。地区会の通常総会は毎年開催する。
千須和会長は「会社は募集型、一般団体、教育旅行、インバウンドと、多種多様な展開をしている。地区会でそれぞれ施策を練り、会社にどんどん提言をしていただければ」とあいさつ。
千須和会長
T-LIFEホールディングスの石川邦大社長は「インバウンドが後押しし、23、24年度は2期連続で3億円以上の経常利益を上げた」と近年の会社の業績を報告。
石川社長
旅行業を取り巻く環境の変化として「OTAへのシフト加速」「インバウンドの増加」「団体旅行の減少傾向」「人口減少、超高齢化社会の到来」の四つを挙げ、「これらの変化に対応した商品、サービスをしっかり提供することが当社の課題だ」と述べるとともに、協定連盟会員に協力を呼び掛けた。
議事終了後、プロ野球、読売ジャイアンツでエース投手として活躍、同チームの監督や参議院議員を務めた堀内恒夫氏が「我が野球人生」と題して講演した。
堀内氏
決定した25、26年度の役員は次の各氏(敬称略、カッコ内は所属)。
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