総務省はこのほど、サービス産業動態統計調査の今年4月分速報を公表した。同月の宿泊業（旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業）の売上高は前年同月比9.4％増の5805億9400万円と8カ月連続で増加した。コロナ禍前の2019年同月比は31.8％増加。
サービス産業全体は同5.2％増の35兆6331億8200万円と42カ月連続で増加した。19年同月比は14.7％増加。
宿泊業の売上高は昨年8月に前年同月比1.0％減少。その後、全ての月で増加となっている。今年1月は14.2％増、3月は14.5％と2桁増加。4月も2桁に迫る増加となった。
ほかの業種を見ると、飲食店が前年同月比7.5％増の1兆5899億6500万円。娯楽業（映画館、公園・遊園地、遊戯場など）が同4.0％増の2兆6006億4600万円。その他の生活関連サービス業（旅行業、物品預かり業、冠婚葬祭業など）が同18.9％増の6296億2千万円。道路旅客運送業が同1.3％増の2575億5400万円。
宿泊業の従事者 前年比0.8％増加
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