
今年7月の飲食料品値上げは合計2105品目で、前年同月比約5倍と大きく増加した。帝国データバンクがこのほど行った食品主要195社の価格改定動向調査によるもの。今年通年は「2年ぶりの2万品目超えが確実」と同社。
前年7月の418品目から403.6%増と、約5倍。単月の値上げ品目数としては、3カ月ぶりに2千品目を超えた。
1月以降、7カ月連続で前年同月を上回り、連続増加期間としては2023年2~7月の6カ月を超え、22年の統計開始以降で最長となった。
同月の値上げを食品分野別に見ると、カレールウなど香辛料のほか、だし製品などを中心とした「調味料」が1445品目と最多となった。
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