
北海道観光機構は6月24日、旅行会社、メディアに向けた観光情報交換会を東京都内で開いた。混雑する時間や場所を少しずらして落ち着いた雰囲気の中で観光を楽しんでもらう「時間差旅」をアピール。道内各地域が新しい企画やトピックスを紹介した=写真。
時間差旅で紹介されたのは、小樽市天狗山の夜間の熱気球。「北海道三大夜景」の一つ天狗山から定員5人の熱気球に乗り、「夜景を空から独り占めできる」。
積丹半島では「夜光虫ツアー」を催行。約45分間の水中シュノーケリングで、夜光虫がイルミネーションのように輝く海中や満天の星など、日中の絶景とは違った景色を楽しめる。
奥尻島の島旅もPR。島の70%が森林といい、ブナの森をガイドとともに散策する「リトリートツアー」を島内で催行している。
上富良野、ニセコ、帯広、札幌、千歳の各地域が最新の観光情報を提供。丸駒温泉旅館(千歳市支笏湖畔)は、同温泉の歴史や温泉の仕組みを学ぶ宿泊者向けプログラム「秘湯の学校」を10月から拡充する取り組みを述べた。
観光情報交換会