
スモークポイントリレ
Fujitaka(フジタカコーポレーション、京都市)はこのほど、喫煙ブース「スモークポイント」の新製品「スモークポイントlille(リレ)」を発売した。従来製品に比べ、高性能な脱煙機能はそのままに導入コストを軽減。省スペース設計も特徴で、2人用、4人用の2モデルを用意した。
2020年に施行された改正健康増進法により、受動喫煙防止のため多くの施設で屋内での原則禁煙が義務付けられた。しかし、喫煙スペース設置にかかる初期費用が課題となっており、同社によると、現在も分煙対策が十分に講じられていない施設が多く存在するという。
新製品はこの課題を解決するために開発。導入コストを大幅に抑えながらも、高性能な脱煙機能を備えた喫煙ブースのエントリーモデル。従来製品の優れた機能性を踏襲しつつ筐体デザインをシンプルにし、さらに材料を見直した。そのため、約2分の1の導入コストを実現。「コンパクトサイズと、シンプルなデザインは、どのような形態の施設にも調和する」と同社。
スモークポイントは、エアフィルター方式を採用し、3層の高性能フィルターでたばこの煙とにおいを除去する。総揮発性有機化合物(TVOC)の除去率は95%以上で、廃棄粉じん量は1立方メートルあたり0・015ミリグラムまで取り除く。厚生労働省が定める技術的基準をクリアしている。
コンパクト設計に加え、足元からの排気方式により必要天井高は2・2メートル。従来製品(必要天井高2・5メートル)では導入が難しい施設に設置が可能。ダクト工事が不要な上、組み立てるだけで使用できるため、レイアウト変更や移転の際にも手軽に移動できる。
初年度の販売目標は100台。より快適な分煙環境の実現に向け、外装のオプション展開も予定する。「特注カラーやガラス製のデザインなど、施設の雰囲気に最適な筐体を提供し、お客さまの多様なニーズにこたえる」としている。
問い合わせ先はFujitakaTEL(0120)533771。
スモークポイントリレ
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