
「おひげのポン」ラッピングを施したいすみ鉄道の車両
はとバスはこのほど、いすみ鉄道(千葉県大多喜町)や鉄道車両の保存施設「ポッポの丘」(千葉県いすみ市)とタイアップし、「黄色い鉄道車両」をテーマにした夏休み特別体験ツアー「黄色で紡ぐ♪ 『いすみ301』&『ポッポの丘103』と、高秀牧場の乳しぼり体験〜We Love いすみ鉄道♡〜」を8月11日から期間限定で運行すると発表した。「ポッポの丘」での鉄道車両の運転室見学や、車内放送体験などが楽しめる。
同ツアーは、京橋駅前を朝7時20分に出発。いすみ鉄道・大多喜駅、ポッポの丘、高秀牧場を巡り、東京駅丸の内南口に夕方17時ごろ到着する行程となっている。
いすみ鉄道・大多喜駅では、黄色い車体の「おひげのポン」ラッピング車両の運転室見学や車内放送体験を用意したほか、今年5月に引退した人気車両も特別公開。
「おひげのポン」ラッピングを施したいすみ鉄道の車両
今年5月に引退した、いすみ鉄道の人気車両「キハ52-125号車」
ポッポの丘では、カナリアイエローに復元塗装されたばかりの旧総武線車両「103系電車」と、黄色いはとバスが並ぶ特別撮影会も行われる。昼食も提供され、「たまごかけごはん」「カレーライス」から選択可能だ。
ポッポの丘に展示されている、カナリアイエローに復元された103系電車
千葉県観光物産協会の「旅行商品造成支援事業」指定観光素材である高秀牧場では、乳しぼり体験も組み込まれており、作りたてジェラートも楽しめる。
同ツアーは「コト消費」や「推し活」などの消費トレンドを意識した企画で、普段は入れない運転室内の特別公開や、レトロな黄色い電車と黄色いはとバスのツーショット撮影など、鉄道ファンやファミリー層に向けた非日常体験を提供する。
運行日は8月11日(祝)・17日(日)・24日(日)・30日(土)の4日間。料金は大人9,900円、こども8,900円(いずれも税込み)。最少催行人数は各回20人で、予約は同社公式サイト(https://www.hatobus.co.jp/course/2025/summer/H8301?c_id=PR)から可能。
詳細についての問い合わせは、はとバス予約センター(TEL.03-3761-1100、9:00〜17:30、年中無休)で受け付けている。