
観光庁は7月2日、2025年度の地域限定旅行業務取扱管理者試験の受付を開始した。地域限定旅行業務取扱管理者は2018年からスタートした新しい国家資格で、地域限定旅行業者が地域の観光資源・魅力を生かした体験・交流型旅行商品の企画・販売等を行う際、原則として営業所に1人選任する必要がある。
試験科目は法令、約款、国内旅行実務の3科目で、航空運送に係る運送約款、航空運送に係る利用料金、国内地理等は出題範囲から除外される。
試験日は9月28日の13時30分から15時30分で、試験地は東京・大阪の2地域。願書提出期限は7月28日まで(消印有効)で、簡易書留郵便で郵送する必要がある。願書はオンラインまたは郵送で請求できる。観光庁では郵送の郵便での請求の場合、郵便が7月23日までに到着するよう、余裕をもって請求するよう呼びかけている。
受験手数料は5500円で、収入印紙で支払う。合格発表日は11月14日の予定。詳細は観光庁のホームページに掲載されている。