
総会の様子
読売旅行協力会は3日、京王プラザホテル東京(東京都新宿区)で通常総会を開いた。読売旅行の社長に6月11日付で就任した岩上秀憲氏があいさつに立ち、同社と協定する旅館・ホテル、土産・食事店、運輸事業者、写真店など、協力会会員への送客を増やすため、これまで以上に尽力する方針を述べた。2年間の任期満了に伴う役員改選では岡崎彌平治会長(山形県・タカミヤビレッジホテル樹林)を再選した。
岡崎会長
岡崎会長は「長い歴史を持つ協定旅館ホテル連盟と契約指定協会が2年前、『協力会』という形で一つになった。業界の垣根を越えて連携し、マーケットに積極的に打って出ることで、今まで以上に各地の観光地が活性化するはずだ」「会員同士、そして読売旅行との強い絆をもって、お客さまを創出したい」とあいさつ。
読売新聞東京本社販売局長を務め、6月11日付で読売旅行社長に就任した岩上氏は「今回、読売旅行の社長として、皆さまとの新たなご縁を頂戴した。会員の皆さまのご指導をたまわりながら、皆さまの商売の繁栄に寄与できるよう、尽力したい」「私どもと協力会との関係は、二人三脚で利益を共有する重要なパートナーであるとの認識に一点の曇りもない。これまで以上に取り組みを強めて皆さまへの送客を増やす」と述べた。
岩上社長
同社の阪本健司取締役事業統括本部長、河野勝執行役員が今年度の会社の具体的取り組みを説明。阪本取締役は同社の主力である国内募集型企画旅行の販売について、「第1四半期(4~6月)の売上高が前年同期比118%。宣伝費を昨年以上に増額して、引き続き販売を強化したい。読売グループのリソースを利用して、新規顧客に認知してもらえる施策も行いたい」と述べた。
協力会の2025年度事業計画は「読売旅行の事業方針、営業動態に則し、積極的協力を行う」ことを柱に、会員への送客促進事業、ホームページや月刊「旅行読売」を活用した会員施設のPR活動、全国9支部ごとの商談会と誘客事業を行う。
2025年度の主な役員は次の通り(敬称略、カッコ内は施設名)。
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