
JCCBの猪口邦子会長
日本コングレス・コンベンション・ビューロー(=JCCB、会員数123団体・企業)は6月23日、通常総会を開き、猪口邦子会長(=上智大学名誉教授・参議院議員)の会長続投を決議した。
新任理事には、小堀守氏(日本コングレス・コンベンション・ビューロー)、山本ひとみ氏(京都文化交流コンベンションビューロー専務理事)、佐々木昇一氏(神戸国際観光局常務理事)、石野正人氏(倉敷観光コンベンションビューロー専務理事)、鈴木隆雄(コングレ取締役執行役員)の5人が就いた。小堀氏は副会長に就任した。
退任した理事は、登誠一郎氏(日本コングレス・コンベンション・ビューロー副会長)、村上圭子氏(京都文化交流コンベンションビューロー専務理事)、今井俊幸氏(神戸観光局常務理事)、大場達敏氏(山口観光コンベンション協会理事長)、紫冨田薫氏(コングレ専務取締役)の5人(退任理事の役職は在任時のもの)。
2025年度事業計画では、国際MICEエキスポ(IME2026)を26年2月12日に東京国際フォーラムにおいてJCCB・JNTOの主催で開催すること、JCCB創立30周年記念事業として7月29日に「『未来のMICEをデザイン!』アイデアピッチコンテスト」を幕張メッセで実施することなどを決めた。
ICCA(国際会議協会)の2024年統計によると、日本における国際会議の開催件数は世界7位で、23年と順位は変わらないものの、件数は65件増の428件となった。アジア主要国に占める割合では日本は33.4%で、2位以下の中国、韓国、オーストラリアなどを大きく引き離し、22、23年に引き続き1位を堅持している。
猪口会長