
するが企画観光局は7月1日から、茶処・静岡県の魅力をかき氷で発信する「茶氷(ちゃごおり)プロジェクト」を開始する。中部エリアの飲食店を中心に、静岡茶を使ったかき氷を販売し、茶の魅力をアピールする。
茶氷は、日本三大銘茶の一つ「静岡茶」を使用したかき氷で、参加店舗は県内全域の製茶問屋やカフェなど62軒にのぼる。
各店舗では、藤枝市産の有機抹茶シロップを使用したかき氷(焼津市・サンリーナ)や、マイナス35度で瞬間冷凍した茶氷を糸状に削ってフォークで味わう「和の花ピンス」(島田市・てっぱん&cafeくいしんぼ)など、茶園や地域によって異なるお茶の味わいを生かしつつ、地元食材や食のトレンドを取り入れた個性豊かなメニューが並ぶ。
同プロジェクトは2018年に始まり、今年で8年目。県外から茶氷を目的に訪れる観光客も増えており、静岡ならではの観光コンテンツとして期待が高まっている。