
日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉理事長・校長)は11日、三菱地所ホテルズ&リゾーツ(同港区)と連携し、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとした産学連携特別授業を開いた。
対象は1年次の学生で、「国際情勢」の授業の一環として、三菱地所ホテルズのホテルを会場と想定し、SDGsに貢献するイベント案を考案。7月7日に実施予定の成果発表会に向け、準備を進めている。発表会では、同社のSDGs委員会に所属する社員14人が審査員を務め、20チームのプレゼンテーションを審査を行う。
11日に開かれた授業はそのキックオフとして位置付けられ、ホテル科とホテルSNSコミュニケーション科から86人が参加。国際経済が抱える諸問題をワークショップ形式で学び=写真=、SDGsが求められる背景について理解を深めた。その後、同社の講師による企業紹介とSDGsの取り組み紹介を受け、企画のヒントを得るとともに、担当者との交流も実現した。