観光庁の秡川長官、免税制度は「重要」 旅客税の基本計画改定に向け議論を推進


秡川長官(18日)

 観光庁の秡川直也長官は18日の定例会見で、与野党に廃止、見直しを求める議論がある訪日外国人向けの消費税免税制度、また、国際観光旅客税の見直しについて記者団の質問に答えた。

 免税制度では、現行の観光立国推進基本計画(2023年閣議決定)に免税制度の利用促進によるショッピングツーリズムの推進が位置付けられているとして、「観光立国の実現に寄与する制度で引き続き重要と考えている」と述べた。来年11月のリファンド(払い戻し)方式への変更準備は着実に進めるという。

 国の観光施策の財源として、税額の引き上げを求める声がある国際観光旅客税については、「新しい観光立国推進基本計画の策定の中で、次の5カ年(26~30年度)にどういう施策が必要なのかを議論しているところ。その内容に応じて、どういう財源が必要なのかという議論になる」と指摘した。


秡川長官(18日)

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2024年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月13日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒