
井上会長(右)に感謝状を贈る徐氏
昨年4月3日に発生した台湾東部沖地震に関し、被災地の花蓮県に義援金を贈った全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)に対して、台湾全国旅館組合連合会前会長、台湾観光産業国際マーケティング協会名誉理事長、台北市観光発展協会副理事長の徐銀樹氏が、同県からの感謝状を授与した。16日に東京都内で行われた全旅連通常総会後の懇親会で全旅連の井上善博会長に手渡した。
徐氏は全旅連の通常総会、全国大会に来賓として2012年から参加している。
徐氏は「全旅連の皆さまから復興支援のご寄付を頂き、250万円ものご厚情を花蓮県へ届けていただいた。台湾を代表し、心より御礼申し上げたい」と謝意。
日本との観光交流にも触れ、「日本ではコロナ禍を乗り越え、2024年には3600万人以上が訪日し、今年は4千万人を超える勢いと伺っている。これは観光産業に携わる皆さまの努力の結晶だ」「一方、24年に台湾から日本を訪れた観光客は604万人だったが、日本から台湾を訪れた方はその5分の1に満たない118万人。この差を埋め、もっと多くの日本の皆さまに台湾の魅力を知っていただきたい」と述べた。
井上会長(右)に感謝状を贈る徐氏