
中国駐東京観光代表処と東京中国文化センター、四川省文化と観光庁は12日、一昨年中国に返還されたジャイアントパンダ「シャンシャン」の8歳の誕生日を祝うイベントを東京都内で開いた。シャンシャンのファン200人を招待し、現在のシャンシャンの様子をリアルタイムで伝えたほか、同省の観光魅力を紹介した。
シャンシャンは2017年6月12日に東京の上野動物園で誕生。一躍人気者となったが、23年2月に中国に返還され、現在は四川省雅安市の保護研究センターで暮らしている。
イベントで中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表は「パンダは中日友好の象徴といわれる。今日、このようなイベントを日本の皆さまとともに行えるのは非常に意義深い。近年、両国は文化、観光など、多方面で協力を進めている。シャンシャンとそのファミリーが両国の友好の証として、未来を担う世代にも『希望』と『笑顔』を届け続けることを願ってやまない」とあいさつした。
シャンシャンの様子を四川省の現地からリポート。イベント開催中はあいにく睡眠中だったが、元気で暮らしている様子を録画で伝えた。
四川省文化と観光庁、四川航空が現地の観光やアクセスを紹介。シャンシャンファンを代表してモデルのはなさんが誕生日を祝うコメントを寄せた。
パンダグッズが当たる抽選会も実施。当選したはなさん(右端)がニッコリ