
取り組みを提案する学生(6月16日、本店)
大分県信用組合(大分市、野一彦理事長)は6月16日、大分県の宇佐・国東半島の魅力発信の取り組みを話し合う「宇佐国東半島観光・地域振興広域連携Project推進協議会」を本店で開催した。プロジェクトに参画する自治体や会員企業関係者54人が参加。発表では、地元大学のほか7団体が取り組みを説明した。【記事提供:ニッキン】
プロジェクトは、神社・仏閣など歴史を持つ同地域の観光客誘致を目的に、大分県信組が事務局となり2019年1月に立ち上げた。25年6月時点で自治体、大学、企業など32団体と連携しながら取り組みを進めている。
当日は、企業や学生が事例を発表。別府大学の学生3人は、国東半島に残る荘園遺跡を歩き、地域を学ぶ教育を兼ねた観光事業を提案。遺跡の所在地をまとめたマップの製作のほか、独自のアニメキャラクター作成による認知度向上を伝えた。
野理事長は「これから観光産業が基幹産業になる。宇佐国東半島をさらに盛り上げていこう」と語った。オブザーバーとして、熊本県信用組合の出田貴康理事長が出席した。
取り組みを提案する学生(6月16日、本店)
【記事提供:ニッキン】